物理部の棚になぜかある塩を使って実験しよう!
こんにちは 初投稿させていただきます「ぱぱぱ」です。文章を書くのはあまり得意ではないのですが、よろしくお願いします。趣味は旅行に行って写真を撮ったり、町歩きをしたりすることや、天体観測です。あとフリーゲームにも今はまってしまっているので機会があればぜひそのことについての記事も投稿したいと思っています。
さて、突然ですが今回のテーマは「塩」です。
塩化ナトリウム、通称食塩は海水に3.5%ほど含まれており、料理のときなどには欠かせない調味料となっています。なぜか物理部の戸棚には上の写真のような食卓塩の瓶が2本あります。物理部は料理をするわけでもないし、科学の実験をするわけでもない。どうせ使わないのならいっそ無駄遣い有効活用しようと急遽、塩を使った実験をすることになりました。
塩の実験と言えばやっぱり塩の結晶作りの実験です。僕も中学校のころ、巨大な塩の結晶を作ろうと実験をしていましたが、なかなか大きくならず1ヶ月もたたないうちに挫折しました。ならばそのリベンジを!と思いましたが、塩の結晶作りは長い時間がかかるので(忍耐力のない僕には無理なので)塩の炎色反応についての実験をすることにしました。
実験のために用意したものは
① 食卓塩 (物理部の戸棚にあったやつ)
② ガスバーナー(同上 1000℃を越す威力を持った優れもの)
③ 灰皿 (ステンレス製で結構使える)
④ 三脚 (物理の実験で使うはずはないのになぜかある)
だが実験の計画を立てているときにふと気づいた。塩の融点は801℃なのにガスバーナーの温度は1000℃である。ということは…
塩が溶けて液体になってしまうではないか。と思いつつも液体の塩も見てみたいのでガスバーナーで塩を液体化させて見ることにしました。そこで防護用めがねと皮手袋を装着して(←これ結構重要)実験開始。
加熱開始から30秒、炎色反応により闇の中に浮かび上がるナトリウムの黄色い光が心を癒してくれます。
1分45秒ごろ、塩が溶けるにしたがってだんだん黄色い光が明るさを増してきます。
ガスバーナーで加熱をやめても30秒ほど赤く妖気な光を放っていました。
そして液体だった塩を常温で固めなおしたものがこれです。
写真では少し分かりにくいかも知れませんが、小さいものは少しいびつですが表面張力の影響で丸くなり安物の真珠の様です。また大きいものはガラス状になっており、落とすと金属のような音がします。おそらく熱により、結晶構造が変化したためこうなったのだと思います。
まとめ
塩は家庭にある(?)ガスバーナーでも十分溶かすことが出来て、それを固めなおすとガラス状のものになる!と言うことです。ふと思いついて2時間ほどで行った実験なので、きちんとしたデータが取れていませんが、残ったもう1瓶の塩を使って行き当たりばったりの実験をしていこうと思います。
またこれからも新しいカテゴリーである「物理部で化学実験ƪ(•◡•ƪ)”」をどんどん充実させていきたいと考えていますのでご感想やご希望、こうすればいいな~などのご指摘がありましたらコメント欄によろしくお願いします。
未だ嘗てここまで丁寧に書かれた記事があったただろうか。いや、無い。
お疲れ様でした!!
それにしても、物理部に皮手袋なんて装備はあったかなぁ…?w
お忙しい中コメントありがとうございます。
これからもがんばっていくのでよろしくお願いします。(`・ω・´)