ベルヌーイの定理を使ったピッチングマシーン

こんにちはぱぱぱです。
今回は、本文化祭での目玉展示、ピッチングマシーンを紹介したいと思います。
完成したものがこちら(カバーを外した状態です)
本来のピッチングマシーンの仕組みとは程遠く、「ビニールパイプをくっつけているだけじゃないか!!」そう思う人もいるかもしれません。はっきり言ってそれを否定することは出来ません。ですが、このパイプの中には、粘土とテープでライフリング(まっすぐに飛ぶように入れた筋のこと。銃のライフルが狙撃に向いているのも、このライフリングがあるからです。)を刻んでいるため、すごくまっすぐ飛びます。

また、先端のアダプターを付け替えることで、球速を変化させることが出来ます。
仕組みはこんな感じ
また、ブロアーの働きで、筒内の空気間の距離が長くなり気圧が減少します。その勢いでピン球を吸い込みズドーンと発射です。この空気の流れをベルヌーイの定理といいます。
公式を超わかりやすく簡略化するとこんなところでしょうか?
位置エネルギー+速度エネルギー+圧力のエネルギー=一定

文化祭当日は、この装置でピン球を発射してそれをおもちゃのバットで打つバッティング体験が出来ます。 球速は3段階なので、運動部の運動に自信のあるかた、ぜひ、球速最高を選んでみてください。風圧の強さを実感することが出来ます。

P.S この装置はブロアーを使用しているため、騒音が尋常になくうるさいです。隣で展示している地学部の皆さん。ゴメンナサイ。

ぱぱぱ

ノリで次期部長になってしまったΣ(´∀`;) 塾の無い日は毎日部活で実験していることになっている。が、物理部なのに生物や科学に興味があるため、物理部に入って一切物理の実験をしていないのが真相。変な実験の言い出しっぺでもある。また部活のパソコンにゲーム類を入れた犯人でもある。 写真撮影や天体観測、teatimeが趣味。

2 thoughts on “ベルヌーイの定理を使ったピッチングマシーン

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