自由研究におすすめ!!ペットボトルロケットの作り方(前編)

みなさんこんにちは、物理部員のKyokuchoです。夏休みに入って、小学生の皆様はたのすぃ夏休みを、中学生の皆様は課題に追われる日々を、そして高校生の皆様は夏休み()を過ごされていることかと思います。私も高校生らしく多忙多忙多忙多忙多忙多忙多忙な日々を過ごしています。

本題に入りましょう。小中学生の皆様は自由研究に苦悩しているのではないのでしょうか。私も非常に苦労した記憶があります。夏休み最後の日に、徹夜で仕上げるなんてザラでした。あのころは、「なんでこんなことしなくちゃいけねーんだよ」と思ったものですが、高校の夏休みを味わえば、いかに小中学生の夏休みが楽だったか思い知らされました。少年たちよ、遊ぶなら今のうちだ。

というわけで、自由研究なんてとっとと片づけて遊びましょう。この記事では自由研究に苦悩する皆様のために、ペットボトルロケットの制作方法をまとめました。

 

ペットボトルロケットとは

ペットボトルに水と圧縮した空気を入れ、空気が膨張しようとする力で水を押し出し、その反作用で飛ぶロケットです

準備するもの

  • 炭酸飲料のペットボトル2本(この記事では500mlのものを使います)
  • はさみ、カッターナイフetc..
  • あぶらねんど
  • ビニールテープ
  • 発砲スチロールのトレー
  • タピオカドリンク用のストロー
  • 涼しい部屋(熱中症対策)

注意事項

  1. 刃物を使います。怪我には十分に気を付けてください。
  2. 小さなお子様は大人の人と一緒に作りましょう。
  3. できたロケットは人のいない広くて安全な場所で飛ばしましょう。
  4. この記事やこの記事の写真を無断転載したり、無断で利用しないでください。
  5. この記事やこの記事をもとに作ったロケットによって生じたいかなる損害について、この記事の作成者およびM高物理部は一切の責任を負いなせん

制作過程

 

image
まず、ペットボトルを用意します。

 

ペットボトルの上部を写真のように切ります。
ペットボトルの上部を写真のように切ります。

 

ビニールテープを巻いて、それに沿って切るとうまくいきます。
ビニールテープを巻いて、それに沿って切るとうまくいきます。

 

完全に切り離します。
完全に切り離します。下にある方が、ロケットのノーズコーンになります。

 

次に、先ほど切り取ったペットボトルの下部を切ってない方のペットボトルにはめ込みます。
次に、先ほど切り取ったペットボトルの下部を、切ってない方のペットボトルにはめ込みます。

 

ビニールテープなどを巻いて切る位置を決めます。ペットボトルの口より少し下がいいと思います。 (光の反射で見えにくくなっています。すみません)
ビニールテープなどを巻いて切る位置を決めます。ペットボトルの口より少し下がいいと思います。
(光の反射で見えにくくなっています。すみません)

 

上部の時と同じように切ります。
上部の時と同じように切ります。

 

完全に切り離します。下にある方が、ロケットのスカートになります。上は使わないので、ペン立てにでもしてください。
完全に切り離します。下にある方が、ロケットのスカートになります。上は使わないので、ペン立てにでもしてください。

 

全部で三つのパーツができました。左から、ノーズコーン、タンク(本体)、スカートになります。
全部で三つのパーツができました。左から、ノーズコーン、タンク(本体)、スカートになります。

 

これくらいの大きさの粘土を用意します。
これくらいの大きさの粘土を用意します。

 

ノーズコーンになるパーツにキャップをして、キャップのところに粘土を詰めます。
ノーズコーンになるパーツにキャップをして、キャップのところに粘土を詰めます。

 

写真のように3つのパーツを組み合わせます。
写真のように3つのパーツを組み合わせます。

 

ビニールテープで固定します。
ビニールテープで固定します。

 

スチロールトレーを用意します。牛乳パックや段ボールでもできますが、トレーが軽く、水に強いので、最も適していると思います。
羽を作ります。スチロールトレーを使います。牛乳パックや段ボールでもできますが、トレーが軽く、水に強いので、最も適していると思います。

 

このように切ります。3枚か4枚がいいと思います。
このように切ります。3枚か4枚がいいと思います。

 

最後にタピオカストローを用意します。これは発射の時に使います。
最後にタピオカストローを用意します。これは発射の時に使います。

 

タピオカストローを写真のようにくっつけます。つぶさないように注意してください。
タピオカストローを写真のようにくっつけます。つぶさないように注意してください。

 

これでペットボトルロケットの本体は完成です。さっそく飛ばしたいところですが、何か足りませんよね。そうです。噴射口発射装置をまだ作っていません。でも安心してください。噴射口と発射装置そして発射方法については後編で紹介します。ではまた後編で会いましょう。

後編はこちら

kyokucho

物理部の元部員。新生活が忙しくて記事を書くことはほとんどありませんが、このブログをたまに見てます。

3 thoughts on “自由研究におすすめ!!ペットボトルロケットの作り方(前編)

  • 2016年7月28日 at 12:53 AM
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    パソコンの帰還、心よりお喜び申し上げます。
    これからも投稿よろしくお願いします。(・∀・)

    P.S 久しぶりにタピオカドリンクが飲みたくなってきました…。あんま関係ないけど。

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    • 2016年7月28日 at 7:32 AM
      Permalink

      コメントありがとうございます。
      後編もほとんどできているのでもうすぐ投稿できると思います。

      Reply
  • Pingback: 水ロケットについて | 華麗なる物理部

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