ThinkpadT60をSSDに換装してWindows10をインストールしてみた

おはこんばんにちはKyokuchoです。前回の記事は春休み前、そして今は夏休み前。時がたつのははやいですね。(やばい いろいろとやばい)

今回はタイトル通り、私の愛機「ThinkpadT60」の快適化の最終段階としてHDDをSSDに換装した上で、Windows10を導入したいと思います。

 

導入に踏み切った背景

WindowsXP時代の高性能ラップトップでも今となっては低スペックマシンです。それでも、文書の作成やネットの閲覧などにそんなにスペックはいらないのでいままで我慢してきましたが、つい先日「Firefox」からXPのサポートを打ち切るという連絡がきました。FirefoxはXP対応の最後のブラウザで、これがなくなるとネットの閲覧もできないパソコンになってしまいます。そんなわけでWindows10の導入を決めました。

 

なぜSSDに換装するのか

SSDに換装する理由はHDDのバックアップ用のディスク(リカバリディスク)を作るのが面倒だったからです。リカバリディスクがないと、もし今のHDDにWindows10をインストールしてうまく動作しなかった場合、もとに戻せなくなります。そこで新品のSSDにWindows10をインストールして、いまのHDDをリカバリディスクの代わりにしようと思いつきました。(SSDにしたのは単純に動作を早くしたいのと、最近安くなってきたから)

 

用意したもの

 

(説明するまでもない)手順

  1. HDDを抜き,新品のSSDに入れ替える
  2. パソコンにインストール用メディアを挿入して起動
  3. 画面の指示に従いインストール
  4. ドライバなどを導入

※ここからは画像とともに解説します

まず電源をきって、HDDを抜きます。
取り出したHDD
HDDマウンターをドライバーを使って外します。
今回使用するSSD容量は小さいですが、もとのHDDも似たようなものです。SanDisk製なのでたぶん信頼できる
早速開封
取り出します
SSDはHDDよりも薄いのでSSDに付属するこのパーツで厚みを調整します。
両面テープでつけるとこんな感じになります。
外したHDDマウンターを取り付けます。
上からみるとこんな感じ。
HDDと同じように挿入します。
ネジを締めてSSDへの換装は終わりです。
次にWindoes10のインストールへ移ります。写真を見ればわかりますが私はパッケージ版を購入しました。
箱を開けるとこんな感じ。以前は光学ディスクでしたが、Windows10はUSBでインストールします。
中身は大きく分けて2つ。インストールメディアと裏面にプロダクトキーが書かれたカードです。
普通のUSBと同じ(?)ように挿します。
電源を入れます。
64bit版と32bit版のどちらをインストールするか聞かれます。私のパソコンはメモリが4GBしか入らないので32bitでいいと思います。
インストールが始まります。
今すぐインストールをクリック。
ライセンス認証をします。カードのプロダクトキーを入力。
同意してインストール。
新品のSSDにインストールするので、下の「カスタム」を選択します。(画像は間違って上を選んだ時のものです。
インストールする場所(当たり前だけどSSD)を選択して次へ
インストールが開始されます
任意のユーザー名を入力

チェックボックスにチェックして更新
更新がはじまります。あとは放っておきましょう。

 

結果

問題なく動作しています。
OfficeやiTunesといった必要なソフトをインストールして壁紙をThinkpadにものに変更しました。

 

ドライバーについて

※ここからは細かい内容になります(興味のない人はスルー推奨)

上の写真を見ればきちんと動いているように見えますが、実はまだ不完全です。Thinkpadには専用のドライバがたくさんあり、それをインストールしなければいけません。特にこのパソコンは古いグラッフィクチップ「ATi Radeon X1300」を搭載しており、グラッフィクドライバなしではCPUへの負担が大きくなってしまいます。そこでここではグラフィックドライバのインストールについて解説します。(その他のドライバは各自でご用意ください。ただし、なくてもいいものや、Windows10では動かないものも多いのでグラッフィクドライバがあれば十分だと思います)

Lenovoのサイトからインストーラーをダウンロードします。(ダウンロードはこちら

赤の枠で囲んだところをクリック
ダウンロードしたインストーラーを起動します。
同意して次へ。
赤枠で囲んだ場所を覚えておいてください。

「次へ」を押してインストールできてもまだドライバは導入できていません。ドライバのインストーラのインストールが終わっただけです。

インストールしたフォルダを開きます。
「日本語」を選択して次へ
「インストール」をクリック
「高速」を選択して次へ
「受け付ける」をクリック
インストールが完了しました。(ここでエラーメッセージが出ることがありますが気にしない)
もう一度catalistインストールマネージャーを起動して、今度はアンインストールを選択
「カスタム」を選択して次へ
catalystcontrolcanterにチェックを入れて次へ(一緒にインストールされるcatalystcontrolcanterはWindows10に対応していない)
終了をクリック
デバイスマネージャーを起動してディスプレイアダプターが 「ATi Mobility Radeon X1300」となっていたら成功です。

まとめ

 

  • 10年前のパソコンでもWindows10をインストールできる
  • あらかた問題なく動作する
  • ドライバーの導入が面倒臭い
  • Thinkpad固有のファンクションキーが機能しなくなった

ThinkPadT60は古いパソコンですが、日本語の文章に適した縦長の画面や打ちやすいキーボードなどがあり文書の作成に向いているので気に入ってます。Windows10が入ったことであと10年は現役でいられると思います。まだ少し不具合があるのでこれから調整していきたいと思います。

この記事が気に入った方や質問のある方はコメント欄にお願いします。それではまたの機会に会いましょう。機会があればですが・・・。

 

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kyokucho

物理部の元部員。新生活が忙しくて記事を書くことはほとんどありませんが、このブログをたまに見てます。

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